「マックディー」と読むこの指標、チャリンチャリン投資の解説などSNSの株談義にも頻繁に登場しますが、画面下に表示される2本の線と棒グラフが何を意味しているのか、実は分からないまま眺めていませんか。
MACDは移動平均線の発展形です。移動平均線の弱点である「反応の遅さ」を補うために工夫された、トレンド転換を捉える定番指標です。
MACD(Moving Average Convergence Divergence: 移動平均収束拡散法)は、期間の異なる2本の移動平均線の「差」に注目した指標です。
計算には通常の移動平均ではなく、直近の価格を重視する「指数平滑移動平均(EMA)」が使われるため、通常の移動平均線より反応が早いのが特徴です。
MACD線がシグナル線を下から上へ抜けたらゴールデンクロス(買いのサインとされる)、上から下へ抜けたらデッドクロス(売りのサインとされる)です。移動平均線同士のクロスより早くサインが出やすいとされています。
MACD線が0より上にあれば短期の平均が長期を上回っている(上昇の勢いがある)状態、0より下なら逆です。クロスのサインが出ても、ゼロラインのどちら側で起きたかで意味合いの強さが変わると解釈されます。
棒グラフが伸びている間はトレンドの勢いが増しており、縮み始めたら勢いの衰えを疑う、という見方をします。
MACDのサインが出ても、その後の値動きが保証されるわけではありません。特にレンジ相場ではクロスが頻発してダマシが多くなります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
ウルフ村田氏の発信で知られるチャリンチャリン投資は、ボリンジャーバンドで売買タイミングの目安を取り、MACDを裏付け材料として使う考え方です。当サイトのチャリンチャリン投資銘柄ランキングでも、MACDが評価要素に使われています。